秀明英光高等学校

卒業生の声1

稲場 朱里さんの写真です。
稲場 朱里さん
(富山市・堀川中)
2015年度卒業
株式会社電算システム 勤務
塩谷 南美さんの写真です。
塩谷 南美さん
(京都市・下京中)
2015年度卒業
株式会社電算システム 勤務
山本 実乃里さんの写真です。
山本 実乃里さん
(京都市・洛北中)
2015年度卒業
公益財団法人 鹿児島県スポーツ協会 勤務
岩野 夏帆さんの写真です。
岩野 夏帆さん
(いなべ市・暁中)
栃木県スポーツ振興課 勤務

秀明での7年間を振り返って

日本選手権からリオデジャネイロオリンピックへ
秀明で学んだ「努力」の大切さ

塩谷 高校で一番の思い出といえば、3年生の時の日本選手権!決勝戦まで勝ち上がれたのは、全員が諦めずに全力を尽くしたから。この時の経験は、今でも私の宝物。

山本 高校生初の決勝戦進出、準優勝で銀メダル受賞!思い出すだけで、胸が熱くなるわ。

稲場 私も!この決勝戦進出がきっかけで代表合宿に呼ばれ、リオデジャネイロオリンピックのアジア予選代表選手に選ばれるなんて……必死に頑張って、本当に良かったと思う。

岩野 水球を通して、高校時代にいろいろな体験をさせてもらいました。選手としてはもちろん、人間としても大きく成長させてもらったと感謝しています。

塩谷 秀明大学にも感謝!進学後1年で日本選手権優勝、続いて6連覇達成と成果を現わせたのも恵まれた環境のおかげだと思っている。

稲場 インターカレッジ(日本学生選手権水泳競技大会)でも優勝できたし、やはり女子水球専用プールの存在は大きい。練習量が格段に増え、それが結果につながったのだと思う。

山本 6連覇は、私にとっても最高の思い出。先輩方に助けられながら勝ち取った初優勝、それに続く連覇はチームに貢献できる選手になれたのだという自信を私に与えてくれたから。

岩野 「自分で考えて行動する」という監督の言葉を、全員が実践した成果だと思います。この言葉がきっかけとなって、自分も可能性を伸ばすことができたと感じています。

念願の東京オリンピック出場
改めて感じる母校への感謝

塩谷 夢にまでみたオリンピック出場、本当にうれしかった!新型コロナウイルスの影響で無観客になってしまったものの、あの試合会場の雰囲気は格別でした。

稲場 私なんて開会式でスタジアムに一歩踏み出した時点で、雰囲気にのまれた……。「オリンピック」の空気を肌で感じ、感動のあまり体の中に電流のようなものが走ったからね。入場に心躍った分、試合結果については今も胸にわだかまりが残る。

山本 確かに。中国、ハンガリー、ロシアとの対戦で、あんなに悔しい思いをしたのは初めて。

稲場 だからこそ、次のオリンピック出場も目指す!このまま終わりたくないという気持ちがあるから。私としてはもうひとつ理由があって……選手村のおいしい食事をもう一度味わいたい!緊張していたわりには、体重が増えていてビックリ!(笑)

岩野 選手村での生活も刺激的でした。国や競技が異なる選手が一堂に会するなんて、オリンピックならでは。私が印象に残っているのは、挨拶です。挨拶を大切にするのは万国共通なのだと実感し、改めて「心を開いてあいさつしよう」と秀明英光高等学校の教室に掲示されていたことを思い出しました。高校、大学の7年間を振り返ると、支えてくれた方々への感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。

塩谷 私は社会人なので、機会を与えてくれた会社にも感謝しています。

稲場 大学生との合同練習に参加できるよう配慮してもらったので、私も上司や同僚に恩返ししないと。

山本 私は鹿児島県スポーツ協会に所属しているので、次のオリンピックの前に2023年の国民体育大会優勝が目標。

岩野 私は4月から新社会人となりました。先輩方を見習い、秀明で学んだ7年間のかけがえのない財産を生かし、社会に貢献できる人材になれるよう、これからも頑張ります。