秀明英光高等学校

1年生の探究活動について

学習・進学

                                                 

1年生は総合的な学習の時間で、「SDGs」を教材とした探究活動を行っています。HRでは1人1台のタブレットを用いて「企業や団体の具体的な取り組み事例」を調査し、「SDGs」を実践的に学び、その達成への行動を考えています。7月9日(金)には、総合的な学習の時間の一環で、1年生を対象に「SDGs」に関する学年集会が開かれました。代表して、田中さん、深谷さん、井上さんが1学期に調査した内容について報告しました。

田中さんと深谷さんは、「目標6:安全できれいな水とトイレを世界中に」に向けた企業の取り組みについて調査しています。その企業は、天然水を地下からくみ上げて、飲料水を生産しています。この水を生み出す森林を守るための「水の3R」について、生産者から消費者への流通過程における「サステナブルな消費の形」について、資料をもとにそれぞれ報告しました。

井上さんは、「目標12:つくる責任とつかう責任」に向けた企業の取り組みについて調査しています。衣服を販売する企業で全国の店舗にリサイクルBOXを設置していることや、国際機関と協力して難民への支援物資を届ける活動を行っていることなどについて報告しました。

それぞれ、1学期に実施した調査や報告を通して、私企業に対する見方が変わったことや、自身の生活にも変化が芽生えたということを、学年集会で伝えています。今後もこのような探究活動を通して、世の中のできごとを、「自分ごと」として捉え、考えたり、行動したりできる力を育んでいきます。